2011年11月30日水曜日

アントキノイノチ


先週の土曜日にアントキノイノチという映画を観てきたのでその感想。
ようやく最近見た映画の感想が書けるぞ。
どういう映画なのかは公式サイトやwikipediaを参照してください。

アントキノイノチ 公式サイト
アントキノイノチ wikipedia

結論、めちゃくちゃ酷いとは言わないけどダメダメ映画でした。
高校時代友達が自殺したり周りの無関心さに精神を病んでしまった岡田将生と高校の文化祭の準備で遅くなったところ同級生にレイプされ妊娠して逆に周りや家族から責められて流産したことで精神を病んでしまった榮倉奈々がよくわからないままイチャイチャするというお話です。
多分本当は遺品回収という特殊な仕事に従事することで壊れた心が良くなっていく、みたいな感じにしたかったんだろうけど全然出来ていない。
上記の理由で精神を病んだことと遺品回収で得られる経験が全然関係ないんだよ。
もし遺品回収で癒される心の傷であれば、親を見殺しにしたことがあるとか、周囲と人間関係を断絶して生きているとか、そういうことでしょ?
生きる意味がよくわからなくなっている岡田は誰かの人生に触れることで生きる意味を得るみたいな方向に持っていこうとはしているんだけど、それ別に遺品回収じゃなくて良くない?
まあ遺品回収じゃダメってこともないのかもしれないけど。
この辺がダメダメだなぁと思わせてくれる。

この映画は「僕は二度親友を殺した」と岡田が素っ裸で屋根に座っているシーンから始まるんだけど、二度殺していない上にそもそも親友がいないんだよね。
軽い吃音を抱えている岡田はそのことで多少からかわれることはあるけれども、自身から冗談を言ったりするし、いわゆるクラスの中心とうまいことやろうとする、そんなタイプの人間として描かれている。
んでその自殺する友達は熱帯魚が好きでたくさん飼っているんだけど、彼が利用している熱帯魚ファンのコミュニティサイトに「人間に相手にされないから魚に夢中なんだろ」とか熱帯魚を三枚に下ろした画像をアップする書き込みがあって、間違いや勘違いという描写は出てこないにしろ特別になんの根拠もなく岡田の友達はその悪質な嫌がらせをしているのはクラスの中心の松井だと思い込む。
クラスの中心でうまくやろうとしている岡田と熱帯魚ヲタの彼との接点がなさすぎなんだよ!
それでいきなり親友とか言われても「なんだそれ?」だよ。
それでクラスで松井をナイフで脅しながらタコ殴りしているところ岡田がやってきてそれを止める。
んで熱帯魚君は自分の復讐が中途半端になったからかそれとも最初から死ぬつもりでナイフを持ち出したのかはわからないけど、「岡田君はそっち側なんだね。でもそれでいいよ。間違ってないと思うよ」とかなんとか言って飛び降り自殺をするわけだ。
う、うん、まあ自分が殺したと思わなくもないのかな。
でも見ている感じ、全然親友じゃないんだよなあ。。
まあ仮に親友だとしてこれが一度目だとしようか。
二度目は?
その後紆余曲折あって松井が究極恥をかくことがあって逆上した松井が岡田にカッター攻撃をしかける。
それは撃退するんだけど、同級生がそれを何も言わずに見ている様子やそもそも松井の嘘を放置していたのに松井が決定的な失敗を犯したとたん今まで放置していた嘘を責め始める様を見て岡田はおかしくなっちゃうんだけど、それだけなんだよね。
二度目は?
なんなんですかね。
もしかしたら原作には二度目の死が書かれているかもしれませんね。

もしかしたら原作にはあるのかなと思ったシーンはほかにもある。
たとえば多分岡田の母親は浮気か何かが原因で岡田から嫌悪されていて、でおまけに結構重病っぽく入院している。
察するに不特定多数の男性と関係をもった挙句HIVに感染、AIDSを発症していると思われる。
まあ全くそんなこと言ってないんだけど、割と冒頭の方にある岡田と親父が鍋食っているときに親父が母親の話を振ったら「もう母親だなんて思ってないよ」とか言い始めて何故か親父が「俺も浮気したことがある」とか言い始めるシーンのその後が別段描かれないから本当想像するしかないんだよ。
てか機能させないならそのシーン要らなくない?
まあいいんだけどさ。
なんなんでしょうね。

なんなんでしょうでいうと最もなんなんでしょうねなのが榮倉奈々の死にざま。
これ以上ないくらい見通しの良い道路でトラックが走ってきて何故か道路にいる子供に運転手は気付いていない様子で危ないと察知した彼女が子供をかばって撥ねられて菜の花畑に着地するという。。
無傷だからね。
起きようもない場所での起きようのない事故で菜の花畑に無傷で横たわっている榮倉奈々。
でも死亡。
あんまりやる気がないのかセンスがおかしいのか、どちらかはわかりません。

あんまり悪いところばかり言っても仕方がないので良かったと思ったところもちゃんと書くよ。
中盤レイプされたことで男性恐怖症になってしまっている榮倉奈々が「岡田君なら私大丈夫だと思うから」とラブホに連れ込むシーンが、なんだかムラムラして良かった。
余命一カ月の花嫁の時もそうだったので榮倉奈々は流れでセックスする特性があるようだ。
まあ結局セックスはしないし、おっぱいも出てこないんだけど。
あと岡田の遺品整理の職場の先輩役のネプチューン原田は良かったよ。
学生時代引っ越しのバイトでああいう人いたなあとか思い出に浸ったりしたよ。

まあ総論としては余命一カ月の花嫁ほど酷くはなかったけど、ダメはダメって感じです。
素材はそんなに悪くないはずなんだけどな。。
でもタイトルのダジャレがノイズにしかならないっていうのが最大の問題だということを考えると素材も悪いか。
そんな感じなのでDVD出ても観ない方がいいです。
たまには日本人女優のおっぱいが見たいです。

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