2011年11月17日木曜日

RANGO(ランゴ)


いつだったかもう思い出せないくらい前の話。
もう二週間以上は前ですよ。
ランゴという映画を見てきたのでその感想。
どういう映画だったかは公式HPやwikipediaを参照してください。
俺もよく読んでみます。

ランゴ 公式サイト
ランゴ wikipedia

俺は同意しかねるけどカメレオン俳優(と言われている)ジョニー・デップが俳優に憧れているうまく"擬態"出来ない元・飼いカメレオンを演じ、場違いな砂漠で自分の"役目"を全うすることで初めて誰かに"なれた"というお話。
こんな感じの設定やらイーストウッドにしか見えない西部の魂がオスカー像を大量にひきずっているシーンやら、メタ表現が非常に多い映画です。
あんまり西部劇に明るくないのでわかっていない個所も多いだろうけど、そういったサンプリングやメタ表現にわくわく出来るようになっています。
物語としては、この手の自分誰だ問題に対してありがちなのはここにいる自分を置いて自分探しに出る愚かさに最後に気付く、という感じだと思うけど、何者にも成れないのは役目を全うしていないからだという感じになっているところが男気溢れていて好きです。
外部からやってきたガラスケースの中で生かされていたカメレオンが、砂と埃と渇きでいっぱいの西部で保安官という役目を演じることで初めて誰かになれたというね。
ガン上がりですよ!
面白かったです。

この映画は水を巡る物語で、水を出さないように仕組んで権力と富を一手に集める村長とその一派との戦いになるんだけど、映画の中で水のある方向歩いていくサボテンが辿りついた先は人間の開発した地域になっている。
だから本当に悪いのは水流れを変えてしまった人間なんだ、となるのかと思ったらならない。
少なくとも物語上ではならない。
砂漠の動物たちを擬人化して西部劇をやっているから彼らと人間を別物として描くとそもそも意味がズレてくるからなのか、人間がしていることの意味を擬人化された動物たちは理解できなかったのか、はたまた水がある場所、つまりオアシスが何の味けもない自分たちが到底生きることのできない開発された地域だった為もはや諦めてしまったからなのか、そこは今でもわからないでいる。
ただこの物語での悪は少ない資源である水を隠しダブついた分は捨てるなどして権力を守ろうとした村長だ。
この水問題自体はマクガフィンなのか、実際に発展途上国に対して水企業が行っていることのメタファーでそれ自体がメッセージなのかもわからない。
西部の魂が言うように「生まれつきの英雄なんかいない。英雄には"なる"のさ」と英雄になったカメレオンには盛り上がるし彼が成長したことは嬉しいんだけど、本当に悪いことは解決していないような気がしてモヤモヤする。

まあこういうややこしい部分が評論家筋にも好評の理由なんでしょう。
ややこしいといったらあれか。
面倒くさいところですよ。
でもそこもそうだけど、アニメとしてアクションシーンが派手派手でそこも良かったですよ。
特に殺し屋のガラガラヘビの尻尾がミニガンみたいになっていて、ガラガラは鳴き声じゃなくてミニガンの回る音ってのが最高!
そういうの大好物!
子供連れで行ってもパパも子供も大喜びの映画だと思います。

俺も大きくなったら英雄になります。
あっさり目の感想ですね。
もうあんまり覚えていないんですよ。。

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