2012年1月20日金曜日

50/50


出来るだけ毎日書くと決めたのに前回の更新から早10日。
書けなかった理由があるんだよ。
そんなこんなで年末に観た50/50という映画の感想を書きます。
どんな映画かは公式サイトやwikipediaを参照してください。

50/50 公式サイト
50/50 wikipedia

ざっくりどんな映画かというとちょっと冴えないあんまり冒険しないタイプのラジオ局勤務の青年がなんか腰が痛いと思ったらガンになっていて、5年後の生存率が50%、要するに「フィフティフィフティ」になっちゃいましたよというお話です。
平たくいうと難病モノなわけなんだけれど、映画のパンフレットにある花くまゆうさく先生のお言葉を借りると、
「『難病モノ映画なら、これぐらい粋に作れ!!』これは映画大国アメリカから、安易な難病モノ映画ばかりつくる日本への公開説教でもある」
と言うくらいの出来栄えで、それまでのいわゆる「難病モノ」に対して抱いていた胡散臭さ、もっとはっきり言うとお涙ちょうだい展開を押しつければそれでいいという愚劣で無礼な考えに対して抱いていた嫌悪、それを一切感じずに済む映画でした。
不謹慎にもならず、かといってお涙ちょうだいにならず、という絶妙かつ最高のバランスでストーリーは進んでいく。
ブログが書けなかった理由があると書いたけど、要するにこれほどまでにデリケートなテーマに対してとんでもないレベルでバランスの取れたストーリーを実現させた映画に対してバランスを欠いた感想を書くわけにはいかない、と必要以上に意気込んでしまったからだ。
要するにバランスを欠いたというお話。

まあどうバランスが取れているかというと、というか逆に他の難病モノがどうバランスを欠いているかというと、結局病気の不幸と恋愛を絡めて女の子が不自然に上がったり下がったり時には狂ったりして結局お前も病気なんじゃないか?みたいな本当に不自然に怒ったり泣いたりするわけじゃないですか。
エンターテイメントだから大げさっていうのはシチュエーションよってはそうだろうけど、要するに本当に同じ病気の人が観た場合の配慮が全くないってのは、デリケートなテーマなだけに不誠実極まると俺は思うし、実際そういう映画を作る人は不誠実なんだろうと思う。
そういうのを見ていて不快に思うのは「病気の人イコール不幸」で「病気の人イコール死ぬ人」という前提で話が進むからだ。
病気だから不幸とは限らないし、病気じゃなくても死ぬわけじゃないですか。
病気と診断されたらその後の人生は墓に向かうだけの陰鬱なものでそれ以外ない、なんてわけないじゃん。
もちろん重病と診断されるというのは人生において大きな影響を与えるだろうけど、そこで全部が決まって全部が終わりじゃない。
まあそれをリアルだとすると、いわゆる「難病モノ」は人の不幸を過剰に演出することで金を稼ごうとする本当に下劣なお話としか思えないよね。
ま、個人的にはそんなもの観なきゃいいだけの話なんだけど、いわゆる「難病モノ」って日本だと人気あるじゃあない。
だからこういうよく出来た「難病モノ」が観れたのですごく気が晴れたというか、ぜひいわゆる「難病モノ」が好きという人に観てもらいたいと思ったりしたわけよ。

さて、映画の話の話をしよう。
この映画では主人公を演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットがガンと診断されてお話がスタートするんだけど、何度も言うように陰鬱で辛さ一辺倒の生活がスタートするわけじゃない。
劇中主人公は同じガン患者と知り合うんだけど、その人らも抗がん剤打ったりなんだり大変なことはあるけど、みんなで抗がん剤の点滴を打ちながらマリファナ入りのマカロン食って楽しくなっちゃってたり、まあ辛いなりにチョボチョボ楽しくやってんだよね。
ガンをネタに医療用の超キク大麻があるからと友達とナンパしてセックスしたり、厳密には抗がん剤の影響で全然ダメなんだけど、そんな感じで遊んだり、それまで付き合ってた女が看病に疲れて浮気している現場を友達が発見して別れちゃったり、その別れた女が癒されるからという理由で保健所からもらってきた犬は自宅に置いていかれるし、でも一緒に自分ちに置いてあったその女が書いた絵を庭で石を投げたり燃やしたりして上がったり、まあいいことも悪いこともあるんだよね。
当たり前だよね。
でもこの当たり前のバランスが本当に心地いいんだよ。
まあ女を見たらすぐにセックスすることしか考えられない主人公の下種なマイメンが振り回している感が大きいんだけど、彼がただ一人主人公を「病人」として扱わないやつだったりしてね。
セス・ローゲン、いいやつだぜ!
でもそんな感じでいっつもクラブ行ってナンパしてセックス!しか言わないセス・ローゲンに主人公が嫌気が差して運転免許もないのに彼の車をヤケクソで乗ります場面があるんだ。
「なんでいっつもお前はよお!」とか言って車をぶつけて自暴自棄になるんだけど、ちょっと落ち着いて彼の家に泊まり行くとなぜか洗面所に「ガン患者との付き合い方」だとか「ガンとは」みたいな本が山積みになっているんだよね。
泣かせるじゃないですか!
単にお茶らけていて素で病人扱いしてないのかと思ったら、すげえ考えてやってるんだよ!
すげえいいやつだよセス・ローゲン!
この辺を監督がドヤ顔演出していると本当にたまったもんじゃないんだけど、物語のバランスと同様に演出のバランスが非常によく出来ていて、それも不快にならずに楽しめた大きな要因だと思うよ。
監督のジョナサン・レヴィンよくやったぞ!

とまあこの映画の魅力はと聞かれたらジョセフ・ゴードン=レヴィットとセス・ローゲンのじゃれあいってことになるんだけど、俺が完璧にやられたのはセラピスト役のアナ・ケンドリックのおっぱいなんだ。
別にポロリもモロリもなくて単に服の上から見ただけなんだけどとにかく衣装の感じと相まって「リアルな巨乳」なんだよね。
カウンセリング中のアナ・ケンドリック

このアングルだとそうでもないんだけど、こうやってみるとどうだい?

いいよね!!
ちなみにこの映画はどちらかと言えばハッピーエンドなんだけど、何がハッピーっていうと手術が成功したことよりもこのおっぱいが自宅に来たことだと俺は思うんだ!

いいよね!!

まあそんな感じで評価は50/50どころじゃないですよ。
本当に面白かったです!
おっぱいがいい!
DVD出たら是非観てほしい映画です!
オススメです!


2011年に観た映画100本ランキング!

0 件のコメント:

コメントを投稿