2012年1月25日水曜日

ワイルド7


なんか本当にどうでもいい映画の感想を書けるってなんか気が楽でいいな。
そんなこんなで去年観たワイルド7の感想を書くよ。
しょっぱなから結論めいたこと書いてしまったけど、それでもどんな映画か興味ある人は下記の公式サイトやwikipediaを参照してみてください。

ワイルド7 公式サイト
ワイルド7 wikipedia

選ばれた元犯罪者集団が超法規的措置により犯罪者を退治することが出来るようになって退治しまくる。
これだけ書くと無茶苦茶面白い映画に思えるんだけどな。
実際読んだことはないんだけど、これだけずっとファンがいるってことは多分原作の漫画の魅力はまさしくそこなんだと思う。
で、この映画は?というと、ちゃんとつまんないよ。
いや、全く期待していないだけあって、最初の頭ドーン、車バーンは結構好印象だったんだよ。
もしかしたらちゃんとバイオレンスしてくれるんじゃないかって。
ま、結果からするとダメダメだったです。

なんでこんなにダメダメなんだろうと考えてみたんだけど、敵がしょぼいっていうかその辺の設定がすげえしょぼいのがやっぱり大きな要因だと思う。
この映画の敵は公安調査庁情報機関、通商PSUってとこのボスで、全ての監視カメラにアクセスする権限を持っていてそれを悪用して止められる犯罪を止めずにそれによっておこる株価の変動をあらかじめ予測しぼろ儲け、ってもう設定がダメダメ過ぎでしょ!
子供が考えたのかよ!
監視カメラの使い道完全に間違えてますよ!
まあ子供が考えたのか!っていう部分は他にもたくさんあって、もしかしたらそれは原作設定かもしれないのでこれについては映画が悪いって言い方は今のところは出来ないんだけど、ワイルド7を作ったのが検察ってのは無理があるんじゃないかい?
だってはっきり劇中でワイルド7は「超法規警察組織」ってはっきり言っているからね。
なんで警察の組織を検察が作るの?
意味がわからない。
劇中彼らワイルド7はテロリストとして警察に追われることになるんだ。
この映画は、警察と検察とSPUと超法規警察組織ワイルド7というざっくり4つの組織のお話になるんだけど、SPUが指示して警察が動くとか検察が警察組織作るとか超法規組織なのに法規を犯したといって追っかけられるとか、もう一体何なんですか?
マクガフィンと主張するには致命的に観客の頭に?を残す結果になっていると思うし、実際観ていて「こいつらさっきからいちいち何を言っているんだ?」と俺はずっと思っていたよ。
まあやる気がないとしか言いようがないです。
バイクに力をかけるのもいいし、特殊効果に力使うのもいいんだけど、お金のかからないところをなんで手抜きするんでしょうね。
台無しだよ!

んで、まあそういうところ手抜きしてカタルシスを骨抜きにしているわけだけど、誰にほめてほしいのか完全に要らないストーリーを2つ入れてきている。
まず一つはフカキョンストーリー。
昔爆弾テロで両親をなくして、それに関わったテロリストを殺して回るウェイターという設定で、ひょんなことから瑛太と接近するんだ。
で結局PSUってとこのボスは爆弾テロが起こるってわかっていたのに自分の儲けの為にそれを放置したということに気付いて云々かんぬん、全部要らないよ!
余計!
しかもいろんな人が指摘していると思うんだけど途中くたばる椎名桔平の代わりにラストシーンでフカキョンがワイルド7に加わったりしてね。
一体なんなんでしょう。
んでもう一つ要らないのがくたばる椎名桔平の娘のくだり。
椎名桔平には娘がいるんだけど、犯罪者の娘として育って欲しくないとかなんとかで、自分が父親とは知らせないでいるんだ。
どうやって育ったのかは全く覚えていないけど。
んでSPUのボスはそれを逆手にとって新聞記者として組織の建物に出入りしていた椎名桔平の娘を人質にとるんだ。
そんでもって椎名桔平はあえて罠にはまって死ぬんだけど、このくだり全部要らない!
無駄!
だから無理やりにでもお涙ちょうだい要素を作りたかったんでしょ?
バイオレンス描写や男たちの過去をしっかり描くことのカタルシスを放棄して小手先の策に走ったとしか言いようがない!
この二つのお話が決定的にこの映画をダメにしている。

ただそれらが単純になければ大丈夫かといったら勿論そんなことはなくて、クライマックスのSPUにカチコミかけるとこも、何故かトラックの荷台を銃で撃ちぬいてからバイクで突っ込むという全く意味のわからない行動をするんだ。
まあ単にカッコイイからってんなら別にいいんだけど、そのあと割すぐみんなバイクを降りて移動するんだよね。
でも唯一突入から歩いて動き出すまでがこの映画の面白かったところかもな。
あそこは力入れているのわかったよ。
それをぶち壊すくらいその後の展開がショボショボなんだよな。
まあ一生懸命書くのも疲れてきたのでどこがどうしょぼいかは自分で観て感じてください。

といった感じですかね。
R-18の脚本にしないでやるのが多分間違いの始まりだったんだよ、どう考えても。
中途半端にやるくらいならやらなきゃいいのに、いつまで漫画原作に頼るんだろうというお話でした。
まあ観ない方がいいですよ。真面目に。


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