2012年1月2日月曜日

ハラがコレなんで


新年一発目の映画感想は去年の11月末に観た映画というね。
書かずにサボり過ぎたぞ。
今回感想を書く映画は「ハラがコレなんで」。
例のごとく感想メモに頼るスタイルなのであっさり目になると思うよ。
どんな映画かは公式サイトやwikipediaを参照してください。
ってサウダーヂぶりにwikipediaがなかったぞ。

ハラがコレなんで 公式サイト

どんな映画かっていうと幼少期にイカれたババアに粋に生きることが大切だと教わったが為に何かを考えたりすることを放棄し粋かどうかだけでしか物事を判断できなくなった仲里依紗が大人になってそのイカれたババアの所有する貧乏長屋に戻ってきて繰り広げるドタバタ劇、って感じです。
この映画を楽しめるかどうかは、この仲里依紗のサイコパス具合をどれくらい許容できるかに完全に因ります。
タクシーに乗ったと思ったら「あの雲の流れる方に行って下さい」って粋かどうかともはや関係がないからね。
でもこの映画俺は結構楽しく観たよ。
つまり仲里依紗のサイコパス具合を俺は大きな何かで優しく受け止めたんだ。
まあそれはいいとして、思考の放棄の是非を問われれば立つ瀬がないんだけど、何かにぶつかったときは「寝よ寝よ」、「風向きが変わったときにドーンと行けばいいのよ」、「迷惑かけるよ、だから迷惑かけていいよ」とかまあ使いやすいセリフが多くてね。
ブログさぼってたのも風向きが変わるのを待っていたから、ということにしておこう。
通常こういう「~でいいんだよ」的なメッセージは本当に大っ嫌いなんだけど、この映画の場合それを発信する仲里依紗がサイコパス過ぎて一周して嫌味がなくて良かったんだよね。
言ってしまうと「本当に大切なことを教えてくれたのはいつも狂っているアイツだった」型の構図なんだけど、この映画の場合登場人物も基本的に全員狂っているからそれも嫌味を薄めていると思う。
だからしばらく俺はみんなに迷惑をかけていくよ。

とは言いつつもむむむな場面もいくつかあって、そのうちの一つが上記にあるように全員狂っている点かな。
仲里依紗の幼馴染の粋な男中村蒼とそのおじさんの経営する定食屋があるんだけど、その定食屋は味はいいんだけど接客が悪過ぎて流行っていないという設定なんだ。
ただこの二人接客が無愛想とかそういうレベルじゃなくて対人恐怖症というかその手の病に罹患しているレベルなんだよね。
仲里依紗が店に来た時も厨房で二人虚ろな表情で虚空を見つめたまま微動だにしない。
まあギャグなんだろうけど、ちょっとあり得なさすぎかな。
粋かどうかだけで生きてきた仲里依紗よりもそんな状態でつぶれていない定食屋の方がよっぽどあり得ないってのはどうなのよ。
ギャグテイストのバランスの難しさと言ってしまえばそこまでなんだろうけど、一番あり得ないのが仲里依紗ってのは崩しちゃダメだったんじゃないかな。
そういった点でいうと不発弾のくだりもあまりにありえないギャグ描写にしすぎててなんだかドンガラガッシャーン感はあったなあ。
イカれたババア大家の床下に不発弾が埋まってて、それが爆発することで寝たきりの大家は衝撃で足腰が立つようになってその勢いで物語はクライマックスへと加速していくんだけど、完全に爆発の描写はコント番組のそれで、それまでもリアリティでいうとそんなでもなかったんだけど完全にそれまでのフィクションラインが崩壊しちゃってね。
それまではまだギリあり得なくもないかなくらいの温度だったから妙に気になっちゃってさ。
別に不発弾のくだり要らなかったんじゃないかなと思うよ。

でも好き嫌いでいうとかなり好きな映画でした。
仲里依紗のパッツンもむすっとした顔も結構かわいかったよ。
ムラムラしたよ。
DVD出たら是非観てください。
面白かったです。


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