2012年2月25日土曜日

Animal Kingdom(アニマル・キングダム)


先月観たアニマル・キングダムという映画の感想です。
どんな映画かは下記の公式サイトやwikipediaを参照してください。

アニマル・キングダム 公式サイト
アニマル・キングダム wikipedia

ヤク中の母親がヘロインの過剰摂取で死んだため、母親の実家に引き取られることになったけどその一家が殺人強盗お薬の売買とお盛んな犯罪一家だったというお話。
この映画のポイントは主人公の彼女が絶妙にブサイクというかもっさい感じがするところだと思う。
主人公は彼女を事件に巻き込まない為にわざと別れるんだけど、結局それに納得できなかった彼女は主人公がいない間に主人公の家に行って主人公のおじさんに殺されちゃうんだ。
殺害以前にも家に遊びに来ていた彼女に対していやらしい目をそのおじさんは向けていたんだけど、はっきり言って若いってだけでそんなに上玉ってわけじゃないんだよね。
このあたりがなんか閉鎖的でもっさい感じが出てて良かったよ。
基本は主人公と母方のババアとオジサンたちって一家なんだけど、ババアがなんだかんだいって一家での最高権力者なんだ。
犯罪や意思決定についてはオジサンの長兄がするんだけど、この長兄がこの一家における父親って感じでゆがんでるんだよね。
危ないってだけで能力があるわけじゃないのにね。
んでババアは結構な年の自分の息子たちにマウストゥマウスでキスするし、なんか気持ち悪い感じが出てるんだ。
舞台となるメルボルンがどれくらいの田舎かは知らないけど、なんか田舎の犯罪一家というかなんというか、ホラー映画の田舎の異常な一家みたいな雰囲気が出ていてそれが映画全体の不気味な感じになっていると思う。
特徴となっているのが、この手の映画であれば犯罪シーンをアガるシーンとして描くことが多いと思うんだけど、全然そんな感じでアガれないんだよね。
というかよく考えてみれば明確な犯罪のシーンは車の窃盗と警官の殺害と主人公の彼女の殺害くらいか。
それじゃアガらなくても当然か。
だから犯罪一家ってのが不気味なんじゃなくて、まともな仕事をしていない変な家族関係の乱暴な一家ってとこが不気味なんだ。
そうか。
犯罪が破滅に向かう要因じゃなくていびつな力関係がそうさせているのか。
ということにしておこう。

そういや殺人犯の息子をかばう映画といえば母なる証明が思い出されるけど、まあ比較の対象にはならないかな。
母なる証明のババアは仕方なく犯罪を犯すわけだけど、こっちのババアは犯罪で飯食ってるババアだからな。
どうなんでしょうね。
ストリートじゃ一度ナメられたら終わりだぜ?
なーみーん?
そんな感じの映画でした。
結構面白かったのでDVD出たら観たらいいし、もしかしたらまだやってるかな?
観たらいいし。

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