2012年2月7日火曜日

friends もののけ島のナキ


ううむ、何の思い入れもない映画の感想を思い出しながら書くのは思ったより辛いな。
まあなかなか書かないで貯めているのが全部いけないんだけど。
そんな感じで今日は去年観たfriends もののけ島のナキという映画の感想を書いていきます。
どんな映画かは公式サイトやwikipediaを参照してください。

friends もののけ島のナキ 公式サイト
friends もののけ島のナキ wikipedia

そう、この映画はクリスマスに豊洲のunited cinemasに観に行ってたんだけど、俺が観る回の劇場の前の回にEXILEのDVDの上映会みたいなことやっていて、それが押したとかどうとかで上映開始が遅れていたんだ。
劇場の前でポケーっとアホ面して片付くの待っていたら、支配人かどうかはわからないけど、まあ社員さんが俺のところやってきてわざわざ申し訳ございませんってお詫びしてくれて、おまけに無料のチケットもくれたんだ。
んで驚いたのがもののけ島のナキの次にも映画を観る予定があってチケットを既に購入していたんだけど、
「佐藤様でいらっしゃいますよね?次ご鑑賞予定のタンタンの冒険の上映に間に合わせるために予告編はカットして上映いたします」
って向こうも把握してくれていてちゃんと調整してくれたんだよね。
てか、なんでわかったんだろうな、と思ったらなんのことはない、この回のもののけ島のナキのチケットを買っていたのは俺だけだったからというお話。
クリスマスにfriendsというタイトルの映画を一人貸し切り状態で観るという体験をしましたとさ。

なんか映画の内容に触れるのも面倒臭いからこれでおしまいにしてもいいんだけどね。
まあ簡単に触れていきます。
結果から言うと、酷かったです。
どう酷かったかポイントだけ書きます。

・コタケがブサイク過ぎる

・もののけを出す意味がない

・人間側に同情の余地がなさ過ぎる

・もののけ側が物分かり良さ過ぎる

って感じかな。
要するにご都合主義だけで構築された子供騙しの映画です。
何回かこうやって感想にも書いたことがあると思うけど、「子供向け」と「子供騙し」は全然違うんだよね。
別に俺しか言ってないことじゃなくて、みんな言っていることだけど。
むしろ無垢な子供たちにこそ考え抜かれたお話が必要なのに、この映画には全くそれを感じない。
200年前に人間によって迫害、虐殺されたもののけたちがひっそり住んでいる島に置き去りにされたブサイクな人間の子供をなんで両親を人間に殺された鬼が育てなきゃいけないの?
単にもののけが人間を一方的に恐れ媚びへつらっているだけじゃん。。
これ子供が観たら自分は世界中から無条件に愛されていて、自分に仇なすものさえも本当は自分たちと仲良くしたいに決まっているというかなり極端なメッセージを受け取ることになるよ。
なんで平気でこういうことを子供向けに出来るのか、本当に神経を疑うよ。
かつて戦争で負けた国からこんなものが生まれるなんて、どうかしてしまったんだろうと思う。
まあ戦勝国で作られるべきという話でもないんだけど。
憎しみ合いの螺旋を終わらせるには許す他に道はない、ってのはそうなんだろうけど、人間が極端に無知で愚かでもののけがバカで人間に媚びてる世界でそれを人間の都合で押し通す、そのお話の推進力は「コタケがかわいいから」「人間と仲良くしたいから」ってのはちょっと具合が悪くなるくらい酷い。
つまるつまらないを通り越して、酷い。
これ作った人はさ、今他の国の人間を虐殺しても200年後には自分たちの子供と仲良くしたがるに決まっていると思っているんだろうね。
そうじゃないって言うんだったら、なんでこんなことになったのか教えてほしいよ。
だってそういう話になってるじゃん。
少なくとも設定を、

・200年間ずっと戦争状態
・戦争の理由には感情面以外にお互いの明確な利害関係がある
・主人公の赤鬼は両親を人間に殺されているが、自身も戦争で人間を大量に殺している
・このままではどちらかが滅びるしか道はない

としておいて、こんな絶望的に憎悪の渦巻く世界でも、それでも許す他にない、って感じにしないと許しのハードルが低すぎてダメだよ。
なんだかね、観ていて本当に頭を抱えてしまったよ。。

改めて思うけど、映画興行ってのはビジネスだからそりゃ宣伝して儲けようとするのは当然だし、それこそ言論の自由があるわけだからこういう映画が存在することだっていいよ。
ただね、こういうクソな映画が子供向けの映画として出回るのはどうしても我慢ならない。
規制の方向性が完全に狂っているとしか思えない。
本当に具合が悪くなる作品でした。

もし俺に子供が出来たとしても絶対に見せることはない。
そういう映画でした。

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