2012年2月26日日曜日

J. Edgar(J・エドガー)


ようやくリアルタイムでやっている映画を観て忘れないうちに感想を書ける時代がやってきました。
そんなこんなで昨日観てきたJ・エドガーという映画の感想を書きます。
どんな映画かは下記の公式サイトやwikipediaを参照してください。

J・エドガー 公式サイト
J・エドガー wikipedia

FBI、日本語で言うとアメリカ連邦捜査局を設立し初代長官を務めたジョン・エドガー・フーヴァーというおっさんのお話です。
映画を観てからwikipediaに記載されているFBIの説明を読むと違和感があるように、FBIってジョン・エドガー・フーヴァーって実はこんなことをしてたんだよ、ってのがお話のキモです。
具体的に映画の中に出てくるエピソードとしては名高い犯罪者、ジョン・デリンジャーを射殺したのは本当はFBIの部下なのに自分だってことにしたり、劇中大きく扱われる事件でもあるリンドバーグ家の子供の誘拐事件の犯人逮捕も自分がしたことにしたり、マシンガン・ケリーという犯罪者が逮捕されるときに本当はそんなこと言ってないのに「撃つなGメン!」と言ったことにしたり、自分に権力を集めるためには手段を選ばない男なんだ。
ちなみにGメンと自分たちが呼ばれていることをマシンガン・ケリーの逮捕時に知ったとwikipediaには書かれているが、この映画によるとって言い方になってしまうが、このセリフ自体は捏造で、すなわち自分でFBIというかフーヴァー長官が自分たちがGメンと呼ばれているというお話を作ったってことになっている。
ところで俺も最近知ったんだけど、GメンはGovernment Menの略、政府の人間ってことなので、よくテレビでやっている万引きGメンってのは本当はヘンなんだよね。
まあそれはいいか。
こういった嘘の他に最も問題というか、彼が権力を持つのに最も積極的に行ったことは盗聴だ。
この映画ではキング牧師と共産党のつながりを示す証拠だったり、彼や歴代大統領本人または夫人のスキャンダラスな場面、まあ不倫やらなんやらの場面の盗聴をすることでしばしば問題視される彼自身の権限を守る武器としてそれらの記録を持ち出したということになっている。
ただこの映画の特徴は実はこれらのJ・エドガー・フーヴァーの不正については、俺は知らなかったけど映画になるくらいなので結構な人が知っていることで、そして知っている人からすると疑惑の部分がそんなに描かれていなくて、少なくとも監督のイーストウッドがこれは事実だろうと考えたことのみを、彼の生涯と合わせてかなり整理して描いている点なんだ。
だからJ・エドガーの真実を暴く!ってテンションの映画ではないんだよね。
ただ副長官であるクライド・トルソンとの同性愛の疑惑については、掘り掘られの場面こそないけど、結構具体的に描いている。
J・エドガーがクライドとの旅行先で今付き合っている女と結婚しようかという話をしたらクライドが超キレて大喧嘩になって取っ組み合いの末クライドがエドガーにブチューっとキスしたり、ジジイになってからあの時の唇の感触は忘れないとかなんとか言ったり、まあ完全にクロとして描いているんだ。
ジジイ同士のBL描写が観たいならオススメというか全然ボーイじゃないな。
でも不思議とオゲゲーって感じのしない同性愛描写だったな。
どっちかっていうとジジイエドガー演じるデカプー、結構特殊メイクでジジイになっているんだけど、クライドもそうなんだけど、このジジイ二人、映画には珍しいくらい相当きったないジジイなんだよ!
どっちかってえとその顔面を長く見せられる方がオゲゲーだったな。
しわっくちゃのヨボヨボってのもそうなんだけど、色が超白くてね。
スターウォーズに出てきても不思議じゃないくらいの化け物感が出ててその二人が家のテーブルで向き合って、「いつまでも卵のゆで方がへたくそなメイドだ」とかやっているもんだから、一体何なんだ!って感じになります。
だからデカプーファンの女の子は彼の顔面を堪能するとか、そういった楽しみ方は一切出来ないと言って差し支えはないです。
でも内容の割にはさっき書いたようにかなり整理されて描かれているので誰が観ても楽しめると思いますよ!

女の裸も激しい銃撃戦も出てきませんが、お互いが好きなおっさん同士の取っ組み合いが見れるのでそこそこアガる映画でした。
しかし最近は、ってもこの映画で今年三本目だから全然観ていないんだけど、マザコン映画多いなあ。
マッチョで女の裸が出まくる映画が観たくなってきた!
でもこの映画も結構面白かったのでヒマだったら観に行くといいと思いますよ!

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