2012年3月21日水曜日

HUGO(ヒューゴの不思議な発明)


昨日観てきたヒューゴの不思議な発明という映画の感想です。
どんな感じの映画かは公式サイトやwikipediaを参照してね。

ヒューゴの不思議な発明 公式サイト
ヒューゴの不思議な発明 wikipedia

3D字幕で観てきました。
結論から先に言うと、つまらなかったです。
つまらない理由は、全く気が利いていないからです。
最たる例として挙げられるのは、結局父親の形見のノートがなくても機械人形を修理出来てしまうところです。
これはもう伏線が回収できていないとかそんなレベルではないでしょう。
これは酷かった。
他にも気が利いていないといえば、今回3Dで観たんだけど、3D表現は全くダメだった。
劇中主人公やその父やその他の登場人物が手品などを活用し編集された映画の魅力や魔法に魅了される、されたシーンや、映画の魅力そのものを取り上げるシーンが出てくるのに、この映画自体に全く工夫がなく魅力的でないのがたまらなく皮肉だった。
その中でも象徴的なのは、史上初の映画、活動写真は駅に汽車が停車するだけのものだったが、それを観た観客は本当に汽車が突っ込んできたと思って逃げ出した、なんてエピソードが出て来る。
そして劇中でも汽車が止まれずオーバーランして駅をメチャメチャにするシーンがあるんだけど、3D描写がしょぼいのもそうだし、一応夢オチってので合点がいかないこともないけどオーバーランする意味がわからないし、とにかく全然迫力がないんだ。
映画ってこんなに夢溢れて凄いんだぜっていう映画がつまらなくて超しょぼいという。。
まあ確かに実際に難しいとは思うけど、ダサいよやっぱ。

あと気になったのが、これは原作からそうなのかどうなのかでもあれなんだけど、全く登場人物が魅力的じゃないんだよね。
なんかみんなキチガイめいていて、なんだかイヤになっちゃったよ。
だって元映画監督のジイさんも不当な扱いや弾圧を受けたわけではなく、単に人気がなくなって映画撮れなくなっただけだよね?
なんかもったいぶって映画にとって厳しい時代だったとか言ってたけど、あとで回想シーン観てみたら軍に接収されたとかじゃなくて映画売れなくて金ないから自分で売ったりヤケになって燃やしたりしただけじゃん。
気持ちはわかるけどさ、イマイチ同情しづらいんだよね。
あとBRUNOことサシャ・バロン・コーエン演ずる駅の保安官も良くなかったな。
なんでそんなに孤児を厳しく取り締まるのかの理由が昔自分も孤児だったからってが終盤明らかになるんだけど、結局それってその理屈で話進めるなら虐待されたから虐待してしまうって論法じゃない?
でも違うんだよ。
孤児の自分は孤児院で命令を守ることや規律を守ることを学んだのだ、だってさ。
勿論本心から出た言葉じゃないって捉えればそんなにおかしくないんだけど、どうも本当に彼は孤児は孤児院に行くのがいいと思っているようにしか見えないし、だったら別にそんなにキツく当たる必要ないじゃない。
それこそ実力行使じゃなくて諭す方向になると思うんだけどね。
それはまあ瑣末なこととしてもいいけど、超ダサかったのは彼が愛故に改心した風な演出をすること。
彼は花屋の娘に恋をしていて、劇中勇気を振り絞って話しかけてみたらまんざらでもなかったみたいな話があるんだけど、特別彼女から何か影響を受けるようなことを言われたわけでもなく、ただ彼女の前で孤児に辛く当たるのを微妙にためらっただけなんだよね。
少しのカッコつけにしか見えないんだけど、さも彼は愛を獲得したことで愛を与えることが出来るようになった的な感じにしようとしているのがたまらなくダサかった。
とにかく終始ダサいというのがこの映画の印象です。

まあ文句言い始めたら、セーヌ川に何カ月も沈んでいたのに衣服の乱れもなく腐敗もしていないおじさんの死体だったり、機械人形の破損は動力の機構だけじゃないだろという問題だったり、いろいろ尽きない。
ただ何回もいうけど、とにかくダサくて魅力がないんだよね。。
まだやってるけど、DVD出ても借りなくていいです。
つまらなかったよ!

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