2013年5月21日火曜日

Gangster Squad(L.A. ギャングストーリー)



先週の土曜日に観たL.A. ギャングストーリーという映画の感想。
どういう感じの映画かは公式サイトやwikipediaを参照してください。


ほとんど前情報なしで鑑賞しました。
2月3月4月と映画を観るのをさぼっていたので、よほど有名な映画でない限り予告編などあんまり観ていない状態での鑑賞が今後増えそうな予感。
ただポスターを見る感じ、ノワールものっぽいのに「ロス市警が、キレた」とか「まるでギャングな警察たち」みたいなちょっと間抜けなコピーが乗っているので、「本当はしっかりしたノワールものなのに、また配給会社が変な宣伝文句作ったのか」と観る前は思ってましたが、実際蓋を開けてみたら完璧に納得。
ノワールものというよりドンパチアクションものだ、これ。
なので映画の冒頭に「事実からインスパイアされた物語」的なクレジットがあるんだけど、なるほどbased on a true storyとは言えませんな、という感じ。
具体的にどうしてそんな風に感じたかというと、まあ露骨にこっちの弾は当たるけど、向こうの弾は当たらない状態なんだよ。
最終的に何人か殺されるけど、こっちは6人くらいなのに相手がどれだけ沢山いても全然なんとも思わないんだよね。
勝って当たり前みたいな。
他にも主人公の奥さん、妊娠してるんだけどギャングに家を一斉射撃されてそれこそ蜂の巣状態にされるんだけど、その最中奥さんはバスルームで出産をしているという、衝撃の展開があったりします。
そこは殺されておけよ!と誰もが思ったに違いありません。
まあそれらが悪いと言っているわけではなくて、重厚なノワールものを期待して行った人は不満に感じてもおかしくはないかもね、という感じでございます。
で結局アタクシはそこそこ楽しんで観れました。

ただその楽しんで観れたポイントも冷静に思い返してみるとあまりに記号的で、演出の問題があったと言わざるを得ないけど、でも観てた瞬間は良かったからいいんだよ!
例えばクライマックス、チームの一番のガンマンが撃たれて虫の息、そして主人公も後ろの敵に撃たれそう、そんなときにガンマンクソジジイが弟子筋にあたりそうなメキシコ出身の男に体を支えてもらい狙いを定めて主人公を撃とうとしている敵をバキューン、弟子に射撃の極意を伝えてご臨終、ってのがその時は良かったんだけど、今こうやって書いていると、どこかにあるだろというシーンですね。
後はギャングの親玉は元ボクシングのチャンピオンで、ジジイになった今でもかなり強いんだけど、最後主人公と殴り合うんだ。
で主人公が勝つという、ね。
スカッとはするシーンなんだけど、こうやって字面で見るとアレだよね。
何の意外性もないというかね。
でもその時はスカッとしたからいいんだよ!
うるさい!

でもこれは今思い返しても良かったなっていうシーンもちゃんとあります。
チームの中で参謀役に当たる、名前忘れちゃったけど、そんなやつがいて、そいつは主に盗聴を担当していて非戦闘員なんだ。
で敵さんも馬鹿ではないので盗聴されていることに気付き、どういう方法をとったかは劇中で一切説明はないんだけど、盗聴している基地的な小屋に敵の殺し屋がやってくる。
それで後ろから首を絞められてその参謀役は殺されちゃうんだけど、首を絞められているときに暴れて暖炉があったので殺し屋を暖炉に押しつけて火をつけるんだ。
でもその殺し屋は全く動じず、完全に殺してから火のついたコートを脱ぎ、こともなく火を消すんだ。
超カッコいいぜ殺し屋!
ただこの殺し屋、完全にこのシーンにしか出てこないモブキャラなんだよね。
別にギャングの超強いとされる用心棒的なやつはいるんだけど、そいつじゃないんだよね、この殺し屋。
で実際の敵側の最強キャラのはずの用心棒はライアン・ゴズリングにバキューンされるというね。
そんなに強くなかったというお話。

とまあ、こんな感じで雑で荒っぽい映画ではあるんだけど、つまらん!と怒りたくなるほどではないので、観る映画がなかったら観てみてもいいと思いますよ!
でもノワール映画のスーツって超カッコいいよね。
この映画はノワールじゃないけど。
そんな感じでした。

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