2013年5月13日月曜日

Lincoln(リンカーン)






昨日観た「リンカーン」という映画の感想です。
本当に久しぶりに書くな。
ちゃんと書けるかしら。
前がちゃんと書けてたかは知らないけど。
どんな映画かは公式ホームページやwikipediaを参考にしてください。


まず面白かったか面白くなかったか、で言えば、俺は結構いいと思うけど。。。という感じです。
というのもアメリカ人が作ったアメリカ人のための映画って感じがするので、前提となる知識や情報がないままで観ても、そんなにグッとは来ないと思われるからです。
平たく言うとこの映画は奴隷解放宣言に法的拘束力を持たせるために、憲法を「奴隷禁止」となるよう修正するという修正案を下院を通過させる為にリンカーンが苦労しましたよ、という話で、なので一番盛り上がるだろう、所謂"エモい"シーンである奴隷解放宣言のスピーチはさらっとしか出てこないし、敢えて伝記的に淡々と描こうとしてそうなっている感じです。
ダニエル・デイ=ルイスおじいちゃんのしゃべりにグッとくるかどうかってのは、リンカーンがどういう生い立ちのどういう人で、アメリカ人にとってどんな存在なのかをある程度以上理解している必要があるので、これから観るという人は最低でもエイブラハム・リンカーンのwikiでも読んで行くといいと思われます。
私はラジオだとか雑誌で特集を見聞きしていて、楽しみ方としての最低限のラインを踏まえていくことが出来たので「俺は結構いいと思うけど。。。」というくらいには楽しめましたよ、と。
なので、前準備なしで「感動したいっ!」とか「泣きたいっ!」みたいな感じで行くとコケます。
映画を楽しむには、これに限った話ではないですが、相応の準備が必要なのです。
まあほとんど準備しないけど。

とは言いつつも何にも知らなくてもここはグッとなれるだろうポイントはちゃんとあって、そのポイントのほとんどは日本人にとっての宇宙人、トミー・リー・ジョーンズが絡んでくる、というか"エモく"させるための"エモキャラ"としてこの映画で彼は機能しています。
どういう登場人物かというと、見た目はハゲて似合わない変なカツラ被っているクソジジイで、頑固で強硬な姿勢を崩さない、本当に面倒くさい、そんな奴隷解放の急進派の下院議員という設定になっております。
奴隷解放の急進派がどういったポジションなのかは明るくないけど、ざっくりいうと、奴隷を解放するだけでは生ぬるい!選挙権も何もかも平等にすべきだコノヤロウ!みたいな感じの論を唱えている派閥という感じです。
なので、奴隷解放自体には賛成なんだけれども、中途半端なことをやるならアタシャ許さないよ!みたいな感じで、途中マジでウザいです。
それで奴隷解放を進めている共和党の中でも奴隷解放は賛成だけれども、白人と黒人が平等になることには抵抗がある、というかそんなのは許せない、みたいな人たちが結構多くて、このジジイが頑固を貫くとそういう人たちと衝突してそもそも話自体がなくなるかもしれない、そんな情勢なのでちょっぴりイラっとするわけです。
だけれども、とにもかくにも自分の主張を一部曲げてでもこの憲法修正案を通さないことにはどうしようもない、と彼は決心し、下院で敵からヤジられながらも、あくまで白人と黒人が平等かどうかは争点ではない、我々は誰もが「法の下に平等なのだ」という論調にシフトした瞬間、グッと来ます。
何故彼がこの方向にシフトしたかの場面も"エモく"て、リンカーンが「我々が解放するのは今の奴隷だけじゃない、彼らの何百万と続く子孫もだ」みたいな、多分表現は全然違ったと思うけど、そんな感じのことを言ってトミー・クソジジイを説得するシーン、そこもヤラれちゃうんですよ。
んで修正案の通過に必要な賛成投票数が全体の3分の2を超えて下院を通過したら、その修正案の原本をトミー・リー・ジョーンズおじいちゃんはそれを持って帰っちゃうんだ。
それで家に帰って、黒人の女性とベッドに入ってプレゼントだよ、ってその原本を渡すんだ。
一番面倒くさい頑固ジジイが一番愛に従って行動していたというね、完全に泣かせにかかっているシーンでした。

なんか久しぶりだからか全くまとまりがない感じなったけど、読み返して推敲するほどは頑張れないので、こんな感じでリハビリ一発目の映画の感想は締めにしたいと思います。
まだやってるのでしっかしリンカーンのwikiを読んで、可能であれば伝記を読んでそれから行くと楽しめると思います。
映画館で観た方がいいやつだよ!

0 件のコメント:

コメントを投稿