2013年6月29日土曜日

グランド・マスター(The Grandmaster)





先週の土曜日に観てきた「グランド・マスター」という映画の感想です。
どんな映画かは公式サイトやwikipediaを参照してください。


2011年にやっていた「イップ・マン 序章」と「イップ・マン 葉問」は観ていない感じでの鑑賞でした。
まあ監督も脚本も出演者も違うのでいいってことで。
実際にいた詠春拳の達人、イップ・マンと20世紀前半の中国の拳法事情のお話です。
イップ・マン超強い!っていうのがメインの映画と思いきや、どちらかというと時代に翻弄される中国拳法界と、チャン・ツィーの復讐劇がどちらかというとメインでございます。
で、チャン・ツィーの復讐劇はまだいいんだけど、時代に翻弄される中国拳法界的な要素がスーパー退屈でね。。
去年観たジャッキー・チェン主演の「1911」もそうだったんだけど、歴史を描こうとして年代が急に飛んだりするもんだから、ひとつのお話がだいぶ淡泊でどうでもよく見えちゃうんだよな。
監督のウォン・カーウァイ、過去どんな映画を撮ったのかと観てみたら、2008年の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」もこの監督だったとしり、妙に納得。
男3人で観に行って非常に困惑に次ぐ困惑を禁じえなかったマイ・ブルーベリー・ナイツ。
この映画もぶつ切り映画だったので、これは監督の作家性と言って問題ないでしょう。

まあ、そんな感じの温度感なのであんまりおもしろいと思えなかったです。
アクションシーン、思い返してみると別に少ないくないわけじゃないんだけど、他の人の指摘にあるように足元と顔のアップばかりだから、なんかアクションシーンというかカンフーシーンに観えないんだよね。
いや、観えないことはないんだけど、印象に残らないというか。
まあワイヤーアクション系の派手にぶっ飛ぶ系のアクションでもないので、カットを割ってスピード感を出すというのは当然の演出なんだろうけど、足元の水たまりとか顔ばっかりなので、肝心のスピード感もどうよ、というか激しい脳内補正をかける必要があったりなかったり。
イップ・マンという人間とその背景の歴史を描く映画にするか、アクション映画にするか、どちらか方向性をはっきりした方がわかりやすいというか、どっちも中途半端に見えたというか、まあそういうのが好きな監督なんだろうね。

でも観た後はいろんな拳法の名前が出てくるので、なんとなく拳法やりたくなったりならなかったりするし、詠春拳でググッてどんな感じか調べたくなるけど結局調べなかったりする、そんな感じの映画でした。
まあ、俺はよく知らないけど中国の俳優とか好きな人は見てもいいんじゃないかなと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿